Light Letters

ビルギッタ・デ・ヴォス｜Birgitta de Vos

2023 9.15 fri — 9.23 sat *closed on wed
Open: 11:00 - 17:00

*営業時間の変更はインスタグラムでお知らせします。

オランダ人アーティスト、写真家、著述家のビルギッタ・デ・ヴォスが、和紙をインスピレーションとした作品を、築100年の金澤町家の空間に創りあげます。日本人にとって身近な和紙、忘れられつつある日本の住まいを舞台に生まれる空間や作品をご覧ください。

和紙は西暦610年、朝鮮の僧によって日本に伝えられたと言われています。和紙の歴史は長いだけでなく、それぞれの時代のニーズに合わせて進化してきました。

和紙がもたらされた当時は、仏教を広めるための写経に使われ、江戸時代には浮世絵や錦絵に印刷和紙がブームになり、その後洋紙がもたらされ、機械漉きが一般的になったのは明治時代。現在、手漉きの和紙はほとんど見かけなくなりましたが、ある職人は変わらず1000年以上もつ昔ながらの手法で和紙を漉いていたり、昔建材として使われていたように暮らしに和紙を取り戻す職人がいたり、和紙をインスピレーションとして自己の表現が行われています。

4冊目の著書 ALL IN NOTHING｜NOTHING IN ALLは、「Light Letters」インスタレーション制作のコンセプトとなっています。